ちゅらしっくわーるど

ことりの話し・日々の気づきを宙ららの世界観で綴ります

ジュラシックワールド/新たなる支配者

「夏に見たい•お薦め映画」
スピルバーグ監督のジュラシックパークシリーズは当初から欠かさず映画館で観ています。
この夏公開中の映画『新たなる支配者』は、シリーズの6作品目となります。

1993年の一作目『ジュラシックパーク』を劇場で観た時にはまるで動物園にでも行ったかのようなリアルさに感激し、感動したことを覚えています。

人間が恐竜を作り出し、物珍しく管理していた頃は、恐竜の世話をして、恐竜に寄り添い、恐竜に親しみや愛情で接していた人間が、いざ人間の欲や身勝手さから恐竜と人間との距離間やバランスが崩れてしまうと、一変する人間の恐竜へ向ける感情や対応の変化に気づきますか?
そんな人間達の中でも恐竜に対する愛情を持ち続けて行動する者もいるので見ていて救われるというか、安心して楽しむことができます。

2作目『ロストワールド』、3作目『ジュラシックパークⅢ』での作品の感想は、ただただ圧倒的な恐竜の脅威、恐竜世界へ踏込む人間のエゴイスト、人間の逸脱した身勝手さによる代償からなる恐怖を作品中で嫌という程味わい、ハラハラ、ドキドキ、スリル満点な作品だと思います。
暑い夏は、肝試しやお化け屋敷、ホラー映画でヒヤッとして涼む感覚では、お薦めの作品ではないでしょうか。

4作目『ジュラシックワールド』からは、育ての親?教育係?の「オーウェン・グレイディ」と「ブルー」の奇跡的な?関係性、信頼関係から生まれる世界観。「オーウェン」と「ブルー」に加えて「クレア」のストーリーでの存在はこれまでの、ただただ恐竜からの恐怖、脅威を感じる内容とは別な感情移入が出来るストーリーが楽しめる作品だと思います。


私はどの作品も好きですが、4作目『ジュラシックワールド』以降、5作目『炎の王国』は何度も見て楽しめる特にお薦めの作品です。

6作品目の『新たなる支配者』は最期の締めくくり。
上映して直ぐに見に行きました。是非、見て来て下さいね!

〜*〜 〜*〜 〜*〜

【餌で置かれた山羊などについての誤解…】

ついこの間までずっと…
「この山羊や犬などは実際には恐竜に食べられてはいないよね?」
「食べられていませんように」と、ハラハラと心配していつも心を痛めていました。

先日6作品目の『新たなる支配者』を見ている時にもハラハラしていました。

そして、その後 無料動画で一作目から見直していて気が付きました。

「食われるも、食われないも…」そもそも、恐竜なんて実際に生息してはいなかった!
本当にクローンでこっそりと作り出して撮影していなければね(笑)!!

本当に心から、ホッとしました。

#夏に見たい映画・ドラマ・アニメ・バラエティ

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老いて尚生きる意味

《ちゅらしっくわーるど》〜宙ららの世界観での物語りです。あしからず

今日は8月13日。
「老齢になって生きる」意味、「無理の効かない身体でもう十分生きたと思うのに生きていることの」意味を問われる機会がありました。

④を意識するようになってからの寿命までの余生は、現世での償いや、やり残したこと、思い残したこと等に時間をあてて、この世との未練や執着をなくし、出来るだけ魂を軽く清らかな状態にしてあちらのに帰るためにあるのではないでしょうか?

感謝、許し、清算の時間なのだと思うのです。

これまでのこと、これからのことに感謝して余生を生きる。

そして、これまでのこと、これからのことを許し、
これまで許すことが出来なかった者を許しながら余生を生きる。
即ち、それはこれまでの己れ自身を許すことになるのです。

あちらの世界に現世でのしがらみや、恨み、憎しみ、犯した罪などを極力持って帰らないように清算をしていきながら余生を生きる。

そして、オギャーと生まれた赤子のように人の世話になり、段々にこちらのことを忘れてあの世へ帰る。

悩んでもお迎えが来るまでは生きていくのです。
誰もが例外は無く、生まれて来たからにはいつか必ず④は訪れる。

悪戯に④を恐れたり、悲観して望んでみたりせずに、
折角まだあなたとして、この世に生きているのだから、
その日が来るまで気楽に楽しくマイペースに生きていたら良いのだと思います。

余生を苦しみの日々で暮らすのも、
余生を感謝と喜びの日々で暮らすのも、
自分の機転と心の持ち方次第です!

*〜**〜* *〜**〜*

これから先のその先も、持ちつ持たれつお互いに…
足りる者は、足りぬ者の…
強き者は、弱き者の…
支えとなり、そっと手をさしのべて、力になれる…

そんなことが当たり前だと優しく笑いあえる
そんな世の中であって欲しいものですね。

おめでとう*神さま・ご先祖さまへのお願いの仕方

《ちゅらしっくわーるど》〜宙ららの世界観での物語りです。あしからず

本当は6月29日中に言いたかったのですが…

つきなみなことばになるけど、おめでとう!よかったね。
あなたに善きご縁、お導きがありますように…

〜*〜 〜*〜 〜*〜

『神さま・仏さま・ご先祖さまへのお願いの仕方』
〜あくまでも、宙ららの向き合い方です。ご参考までに、あしからず…

常々神さだの仏さまだのご先祖さまなどを全く気にもかけず、感謝の気持ちがない者が、何か心配ごとや、お願い事がある時だけやって来て、お願い事を言われても「誰ですか?」「急に、何ですか?」という心境になるのではないでしょうか…
それでも場合によっては、助けて下さるかも知れませんが…

だからという訳ではありませんが、わたしは 特に何事もない日常から毎朝水やお茶等をお供えしています。お米を炊いた時には先ず神さま仏さまの茶碗によそって供えるようにしています。神棚には榊、仏壇やお墓には花をお供えしたり、その時々に酒、米、果物、ごはん、好物、初もの等の何かしらをお供えしています。

そして先ず、神さま仏さまには最初に「いつもありがとうございます」などのその時々の感謝をお伝えし、「今日は暑いですね」や「とても美味しい◯◯ですよ」、「きれいなお花が咲きましたよ」等、モノと一緒に何らかの善き『気持ち』も必ずお供えするようにしています。


大抵の場合、特別に何ごともない時には、例えば、皆が健やかに暮らせますよう「見守っていてください…」や、今日一日、穏やかで楽しく過ごせますよう「お見守り下さい…」の様な感じのことを、ざっくりと簡単にお願いしています。


特別にお願いごとをする時にも、闇雲に願いを叶えて頂くのではなく、「先々に難がある場合や、良縁ではない場合、叶えない方が良い場合には無理に縁を繋げないで下さい。その時は、願いを叶えて下さらなくて結構です。」と、お願いしていますので、うまく行かなくても、『その方が良かったのだろうからそうなった』『それでよし!』と思っています。

また、「こちらに何か難や障害、問題があるから叶わない時には、なるべく早い段階で、その事に気付かせて下さい」と、常々お願いもしています。

神さま・仏さま・ご先祖さま等にお願い事をする時の注意点は、強欲、欲深く願わないこと。誰かに危害を及ぼすようなこと、害悪になるようなこと、恨み辛みや悪いことを思い、望み願うのはやめましょう。そんなことをしたら、いつか巡り巡って必ず自分に返ってくるからです。

神さまやご先祖さまのご供養をないがしろにしたり、悪用することはしてはいけません。
「お力添え頂けたら有り難い」くらいの気持ちで 見返りを求めずに、家族や尊敬する方、好きなひとに接するように ご供養なさるのが良いかと思います。

〜*・*〜 〜*・*〜 〜*・*〜

【今日の宙らら】

宙らこうは、とうもろこしの実より茹でた皮や穂が大好きです。

宙ららは、茹でた枝豆の皮も美味しそうにかじって食べてます。

家で飼っていた うさぎは葉や身を生でも食べていましたが、犬もうさぎもとうもろこしの実や穂、枝豆が大好きでした。

今日の日に感謝・ちゃんと生きる

〈ちゅらしっくわーるど〉〜宙ららの世界観での物語りです。あしからず
今日は、2022年6月28日
ありがとう
全てに感謝です
ちゃんと生きようッと!

わたしが小学生の頃、夏休みに学校や習い事や地域等の集まりなんかで何度かキャンプや夏合宿に行く機会があった。
わたしの記憶での「当時のキャンプあるある」では大抵の場合、キャンプ中に一度は皆でカレーを作る。そして最終日の夕食後に皆でキャンプファイヤーを囲んでダンスをしたり、「しおり」にのっている歌をうたったりしたのだが、何故かそろそろ「おひらき」の段になると「今日の日はさようなら」を歌って終わるのです。そんな事をふっと思い出し、その曲が頭に浮かび懐かしく思った…

〜**〜 〜**〜 〜**〜

『今日の日はさようなら』
作詞・作曲:金子詔一さん

いつまでも絶えることなく 友だちでいよう
明日の日を夢見て 希望の道を

空を飛ぶ鳥のように 自由に生きる
今日の日はさようなら また会う日まで

信じあうよろこびを 大切にしよう
今日の日はさようなら また会う日まで

また会う日まで

〜*〜 〜*〜 〜*〜

当時を思い出すと、心地よく澄んだ空気の中、薄暗い夜道にちらほらと並ぶ外灯の明かりを補うべく、夜空を見上げれば、足下を明るく照らす程にキラキラと瞬く満天の星が輝き、どこからか虫や蛙の声が涼しげに聞こえたものでした。
賑やかな子ども達の話し声や笑い声も心地よく癒されるBGMのようでした。

そんな記憶や思い出を持つわたしは幸せだと感じます。

わたしの子供の頃は、外から聞こえる鳥の声に起こされ、朝起きると、元気ハツラツ、スッキリ、サッパリ、清々しく、今日は誰と何をしようかと考えると毎朝わくわくしたものでした。

鳥の鳴き声には活気があり、鳥同士がチチチチ、チュンチュンとたわむれて仲良く会話をしていたり、愉快に笑いながら飛び行き、歌っているのが感じられました。

今思えば…
夏の日差しすら優しく、時折り陽が強く感じられるような時には、そよそよと涼しい風を吹かせてくれたり、雲で陽を遮って日陰をつくってくれたり、にわかに雨などを降らせて気温を下げてくれていたように思う。
人の造形物以外にも、何処かしらには自然が設けた木陰や水辺などがあり、ちゃんと生き物が涼み休める場所があった。

わたし達は自然の恵みに生かされ、守られ、癒されながら回復し、成長し、自然と共に生きてきた。
今、ここに、こうして生きているのは、目に見えるモノ見えない様々なモノの想いや恩恵を受けているから生きているのだとつくづく感じます。

今日は…今がどんなであれ、この先がどんなであれ、生きているうちはおごれることなく、人としてちゃんと生きよう、ちゃんと生きたいと思った、いち日でした。ありがとう。
これまでの感謝を花束にしたら…
とてもとても大きなブーケになりそうです。

〜 *** 〜 *** 〜 *** 〜

ひとりひとり、各々が互いに思いやり、他人の話しや意見を何でも聞くけどその上で自分で考え、自分で自分を律し、自分自身がちゃんとしている人ばかりなら、何の問題も心配もなく、大丈夫なんじゃないのかなぁ?

単純で簡単なことだよね!
だけど、、、これって難しいことなのかな?

もう少しで明日。おやすみなさい…

『あらいぐまラスカル』より / 心のことば(不公平について)

《ちゅらしっくわーるど》〜宙ららの世界観の物語りです。あしからず。

【心のことば】不公平について…
〜*〜 カルピスこども劇場:『あらいぐまラスカル』より …
1977年1月〜12月 フジテレビ系列で放送
エピソード43『すばらしい贈り物』でのワンシーン

下記のセリフは、わたしの心に残り考えさせられる会話でした。
なるべくストーリーに触れないように紹介させて頂きます。
大人もこどもも楽しめて心を豊かにするとても良い作品だと思います。
ちなみに、ラスカルの声優さんは『野沢雅子さん』です。
鳴き声だけでラスカルの気持ちやセリフが聞こえてくるようです。
興味のある方は是非、レンタルや配信にてお楽しみ下さい ♪

〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜
〜色々な出来ごとがあってのおごそかなクリスマスの晩さんでの会話〜
主人公・スターリング= ス)、ジェシカ= 姉)、ウイラード= 父)で表記

ス)ビリーのお家でのことを思い出したんだょ。
姉)ビリーのお家のことって?

ス)お父さん、神さまはどうして世の中をこうも不公平にお造りになったのですか?
父)あぁ、その質問はたしかにキリストのおうまれになった日にはふさわしいのかも知れない…が、私には答えられないよ…

ス)ビリーのお家では今晩もまずしい食事しかしていないのですよ。
父)それは神のご意思ではないとお父さんは思っている。

ス)じゃあ、どうして…
父)私にだって分からないんだ。その答えはお前がもう少し大きくなってから自分で見つけ出さなくてはならないだろう。
ス)うん…
〜讃美歌〜 ♪ き〜よし〜 ♪ こ〜のよる〜 ♪ 

【心のことば】
それは、にんげんが悪いんだよ
(咄嗟に出た言葉でした…)
〜* 〜*〜 *〜
(追記)
この世は不平等です。
生まれた性別、年齢、性格、能力、場所、環境、立場などあらゆることが人それぞれ違います。みなと何もかもが同じでは機械や物質とさほど変わらず大きな進歩や成長、学びがありません。

ですが不平等なことは、自分次第で克服することが可能ですし、互いに協力し、助け合うことでも補え、失くすことが可能です。

先天的、後天的な不平等を如何にとらえて知恵をしぼり努力し如何に生きるかが、この世界に生まれた私たちに与えられし課題ではないでしょうか。

〜*〜 〜*〜 〜*〜
ただ、それとは別に…不公平とは、人間の欲情や感情による思考から生じていることにお気付きでしょうか?

〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜 〜*〜
そのt時々に わたしの心に浮かんだ『心のことば』は、わたしの気づきです。自分への学びと戒めのためのメモでもあります。そんなこともあるのか…と、いつか誰かのお役に立てたら 幸いです。

愛犬MOの命日④誕生日プレゼント…

(誕生日プレゼント…)
愛犬16年目の誕生日の前日に便秘から痔になりおしりが腫れていて何となくMOは元気がなく食事があまり取れていませんでした。私は その治療をMOの誕生日プレゼントにしてあげようと動物病院へ連れて行こうと考えました。足や手にできた床ずれやオムツかぶれと痔の塗り薬の処方ついでに栄養剤の点滴もしてあげたいと思いました。

その日かかりつけ医が休診だったので、近くの病院を調べて最初に繋がった所で診てもらう事になりました。それが良かったのか悪かったのかは分かりません…

MOは ただの床ずれと、おしりの不調だったのに…
全く初めてだったので問診票を記載する様に言われました。そこにあった過去の病歴欄に「てんかん」と記入してしまった事が災いの元となりました。

先生から、てんかんの発作の事を聞かれたので「発作はおさまり発作は全くない。もう8ヶ月くらい薬は飲んでいない。今日はてんかんのことで来たのではない。」と最初にきちんと伝えましたが、先生と奥さんは床ずれとおしりを診たあとで私に何の了承もなく、不明な注射をMOに打ちました。

診察中に先生らは狂犬病や混合ワクチンの注射もすすめて来たので『老犬な上に体調が良好ではないので見合わせます』とお断りしたのに、もしかしたら狂犬病の注射を打ってしまったのか?と驚き何を打ったのかをたずねると『てんかんの注射』だと言っていました。「今日はてんかんの治療では来たのではなく、既に治っている。」と告げると、先生らは『てんかんの薬は勝手にやめてはいけない』と言っていましたが、飼い主に何の承諾もなく勝手にてんかんの注射を打つのはどうかと思っていると、MOはぐったりとしてしまいました。

先生と奥さんはMOの心臓を圧迫したり、何かの薬を鼻から噴入していたので、また勝手に何をしているのか?と思い先生にたずねると『呼吸をしていないので…』と言うのです。私が『❹んじゃったって事ですか?』と質問すると、『◯んだというか、心臓が動いていないので…』というので、『それって◯んだって事じゃないのですか?』と聞くと『まあ、そうですよね…』というのです。

初めて行ったその病院は着いた時から嫌な予感がしていました。診察の際にMOが乗っていた体重計付きの診察台のコンセントは抜けていて電源が入っていませんでした。MOに頼んでいない不明な注射を打ったことにも驚きましたが、体重を計らずに注射をしたことにも驚きました。体重に適した量を計算して薬を投与しなくて大丈夫なのかと不安と疑念にかられたからです…

次々に頼んでもいない治療をMOにする先生夫妻に『鼻には何を入れたのですか?』と聞くと『蘇生のために鼻から粉薬を噴入した』と言っていました。弱った老犬の心臓は弱っているのに筋肉の緊張を緩和するような「てんかんの薬(筋弛緩剤)」を打てば心臓が止まってしまうのではないか?ということは私でも想像が付きます。体重も計らずに接種した薬が適量だったのか?も疑わしく思えました。


このときの私は怒りというよりは急に訪れたMOとの別れに言葉を失い ただポロポロと涙が溢れて来るばかりで治療室に呆然と立ち尽くしていると、事務員がやって来て待合室で待つように言われました。誰もいない病室で亡くなったMOと一緒に20分くらい待ちましたが一向に何の声も掛からないので『いつまで待つのでしょうか?これからどうしたらよいのですか?』と事務員にたずねると、ペットの火葬場や霊園のパンフレットを渡されて治療費を丸々請求されました。その後、先生夫妻が待合室に顔を出すことはなく、私にも愛犬にも何の言葉もありませんでした。

老犬や重い病気でかかる時には、お互いに様子が分かり慣れた安心の出来るかかりつけ医で診てもらうことが大切だと痛感しました。評判が分からない全く初めての病院は、前もって軽い症状の時や検診などで一度は病院の様子や雰囲気を見ておくことが大切だと学びました。

ここの病院をどうこういう積もりはありません。私たちのことがきっかけになり改善され、同様の悲しい被害がこの先に出ないことを願います。


元気になって帰ってくると思っていた家族からはMOの無言の帰宅に怒り心頭に発していましたが、一時は安楽❹まで考えたり、酷いてんかんの病状から脱して、今まで発作も起きずオムツをはめてヨチヨチ生きていたMOが苦しまずに天に召されたのだから「吉(よし)」とすることにしました。

MOは家にやって来た頃の幼い仔犬のような可愛らしい表情を浮かべていました。MOの安らかな姿を見ると『これで良い、充分です。』と言われているようで、何よりの救いでした。

(命日のMOへ…)
『MO、今どうしてますか?長い間わたし達家族のそばに居てくれてありがとう。いつも近くで守っていてくれてありがとう。老犬になってからは尚更に、あなたと触れ合い、あなたの世話をすることが私の生き甲斐になっていました。どんなに手が掛かっても生きて居てくれて感謝していました。16年なんてあっという間で、もっともっと沢山可愛がってあげれば良かった…美味しい物を食べさせてあげれば良かった…と思い悔やまれます。手がかかれば掛かるほど可愛くて、愛おしかったよ…』

あんなに酷く辛かった「てんかんの発作」もピタリとやんで数ヶ月が過ぎ、誕生日の次の日に呆気なく逝ってしまったMO。私の代わりになり助けられたと感じる不思議な出来ごとも何度かありました。いつも守ってくれていたんだね、、、

『MO…ありがとう。いつか、また会う日まで見守っていてね…』

愛犬MO③ 介護経験で得た知恵

《闘病中の介護経験で得た知恵》

(介護中のケージ)
急に倒れた時のショックや、もたれかかるのに適しているのが段ボール箱でした。
広過ぎず、大き過ぎず、ちょうど良い大きさを選びましょう。
顔が出る高さが食事を与えたり、食べやすい高さの様でした。
身体を支えるのが辛い時には、段ボールにあごをかけて立っていました。

(床ずれの予防策)
床ずれや寒さの予防のために、不要になったバスタオルや古いシーツ、タオルケットなどを切り分けて清潔に敷きました。
段ボールと布の間にズレ防止マット(ゴムマット)を敷くと布が端に寄れずに固定できました。

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(食事)
ミルクを温めて焼いたパンに浸したミルク粥やパン粥にして食べさせました。
その中に、薄く刻んだリンゴや苺をまぜたり、茹でてさいた鳥のささ身や牛肉や豚肉、細かく刻んだチーズを混ぜたりしました。
薬の副作用で腎臓が悪くなると知り、主に腎臓を守る病気予防の老犬用ペットフードに替えました。硬めのペットフードだったのでお湯や温めたミルクに浸し柔らかくしてからほぐして与えました。
キャベツやニンジンなどの野菜やじゃがいもを煮て柔らかくして与えました。

(便秘がちな時の食事)
老犬は足腰が不自由になり上手くいきむ事が出来なかったり、運動不足から便秘がちになります。そんな時に繊維質の多いバナナを与えるとお通じが良くなりました。バナナはやや小さ目のひと口大にして、少し潰してから口に入れてあげると食べやすいようでした。また、少量の無糖のシリアルをお湯やミルクでふやかして与えたり、パン粥に混ぜて与えるとお通じが良くなりました。

(おやつ)
ペースト状の「ちゅーる」などを好んで食べていました。カルシュウムを摂取する為に小さ目の食べる煮干しを軽く炒って与えました。

(食事の与え方)
こぼれ落ちても汚さずに済む様に、口の下(あごの下)に食器を近づけてスプーンで口まで運び食べさせました。

(水の与え方)
器に入れた水を口や鼻に近づけて水がある事を知らせて、直接自分で飲む様に促しました。水を飲みたい時にはMOの仕草で分かりましたが、定期にこちらから促し飲ませていました。口元が濡れると不潔になり被れるので必ずティッシュやタオルでぬぐいましょう。

(スプーン)
噛む力がない老犬や介護犬はお弁当用のプラスチックスプーンでも差し支えありませんが、誤飲の心配があれば軽くて丈夫な専用のスプーンを何本か用意すると良いでしょう。

(食器)
以前IKEAで購入した何色かセットのプラスチックの器が落としても破れずに丈夫な上に軽くて持ち易く手頃な大きさだったので重宝しました。

(顔、身体、おしり拭き)
食べ終わると、付着した食事で顔や身体が被れない様に、刺激の弱い「赤ちゃん用のおしり拭き」を使用して老犬の顔や身体を拭いていました。オムツ交換の時にも重宝しました。

他にも色々と工夫をして老犬の介護をしましたが、また思い出した事があったり機会があれば記述したいと思います。

つづく…