ちゅらしっくわーるど

ことりの話し・日々の気づきを宙ららの世界観で綴ります

愛犬MO③ 介護経験で得た知恵

《闘病中の介護経験で得た知恵》

(介護中のケージ)
急に倒れた時のショックや、もたれかかるのに適しているのが段ボール箱でした。
広過ぎず、大き過ぎず、ちょうど良い大きさを選びましょう。
顔が出る高さが食事を与えたり、食べやすい高さの様でした。
身体を支えるのが辛い時には、段ボールにあごをかけて立っていました。

(床ずれの予防策)
床ずれや寒さの予防のために、不要になったバスタオルや古いシーツ、タオルケットなどを切り分けて清潔に敷きました。
段ボールと布の間にズレ防止マット(ゴムマット)を敷くと布が端に寄れずに固定できました。

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(食事)
ミルクを温めて焼いたパンに浸したミルク粥やパン粥にして食べさせました。
その中に、薄く刻んだリンゴや苺をまぜたり、茹でてさいた鳥のささ身や牛肉や豚肉、細かく刻んだチーズを混ぜたりしました。
薬の副作用で腎臓が悪くなると知り、主に腎臓を守る病気予防の老犬用ペットフードに替えました。硬めのペットフードだったのでお湯や温めたミルクに浸し柔らかくしてからほぐして与えました。
キャベツやニンジンなどの野菜やじゃがいもを煮て柔らかくして与えました。

(便秘がちな時の食事)
老犬は足腰が不自由になり上手くいきむ事が出来なかったり、運動不足から便秘がちになります。そんな時に繊維質の多いバナナを与えるとお通じが良くなりました。バナナはやや小さ目のひと口大にして、少し潰してから口に入れてあげると食べやすいようでした。また、少量の無糖のシリアルをお湯やミルクでふやかして与えたり、パン粥に混ぜて与えるとお通じが良くなりました。

(おやつ)
ペースト状の「ちゅーる」などを好んで食べていました。カルシュウムを摂取する為に小さ目の食べる煮干しを軽く炒って与えました。

(食事の与え方)
こぼれ落ちても汚さずに済む様に、口の下(あごの下)に食器を近づけてスプーンで口まで運び食べさせました。

(水の与え方)
器に入れた水を口や鼻に近づけて水がある事を知らせて、直接自分で飲む様に促しました。水を飲みたい時にはMOの仕草で分かりましたが、定期にこちらから促し飲ませていました。口元が濡れると不潔になり被れるので必ずティッシュやタオルでぬぐいましょう。

(スプーン)
噛む力がない老犬や介護犬はお弁当用のプラスチックスプーンでも差し支えありませんが、誤飲の心配があれば軽くて丈夫な専用のスプーンを何本か用意すると良いでしょう。

(食器)
以前IKEAで購入した何色かセットのプラスチックの器が落としても破れずに丈夫な上に軽くて持ち易く手頃な大きさだったので重宝しました。

(顔、身体、おしり拭き)
食べ終わると、付着した食事で顔や身体が被れない様に、刺激の弱い「赤ちゃん用のおしり拭き」を使用して老犬の顔や身体を拭いていました。オムツ交換の時にも重宝しました。

他にも色々と工夫をして老犬の介護をしましたが、また思い出した事があったり機会があれば記述したいと思います。

つづく…