ちゅらしっくわーるど

ことりの話し・日々の気づきを宙ららの世界観で綴ります

心の鏡

【詩・ポエム・物語り】
《ちゅらしっくわーるど》

これはちゅらしっくわーるどの世界観での物語りとしてお読み下さい。
あしからず…

神棚や神社などになぜ鏡が置かれているのでしょう。
そこに神が宿るからです。

神さまはひとりひとりの願いごとを聞くことができないので鏡に神を宿すのです。

その鏡には 願うあなたの心がうつります。

鏡を通して 宿りし神さまに
あなたが嫌々願うと 神さまもあなたの願いを嫌々聞きます。
あなたがいい加減な気持ちで願えば 神さまもいい加減な気持ちで返します。
あなたが心から願うと 神さまも心から願いが叶うようにと心を返します。
あなたの願いが誰かの幸せを祈るなら 神さまもあなたがたに幸せを祈る心を返します。
あなたが誰かを恨み憎しみの気持ちで願うなら 神さまも恨みと憎しみの心を返します。
あなたが世の中の平和を願うなら 神さまも世の中の平和を願います。
鏡を通してあなたの気持ちが宿り返ってくるのです。


ですから、他人からの邪気や眼に見えぬ厄や魔を祓うには、あなたの心に意識的に鏡を持てば良いのです。

あなが受けた良い気も悪い気も相手に返ります。
あなたが誰かに向けた良い気も悪い気も あなたに返ります。

『良くも悪くも、あなた次第。』『そして、倍返しだ!』

ですが、これは誰にでも持てる技ではありません。
相手をつい恨んだり妬んだり憎んだりしがちな人や悪意で行動をしがちな人はその都度自分に返ってきてしまうからです。

だからといって誰の心にも神の心は宿しているものなので、鏡を持たず意識せずとも人をのろわば穴二つ。その報いがたまると結局は自分の墓穴も自らで掘ってしまうことになるのです。何にせよ、悪意は人に向けないことですね。

祓い給い 清め給え 守り給い 幸え給え

くわばら、くわばら