ちゅらしっくわーるど

ことりの話し・日々の気づきを宙ららの世界観で綴ります

わたしの望み

【出逢いの言葉】
ちょっと面白そうで作業をしながら流していたアニメ。ながら見をしていたので前後の内容も経緯もよくは分かりませんが、ふと耳に聞こえた言葉が心に残る。心に浮かんだ音葉を忘れないうちにメモしよう。『わたしの望み』に対して”人は道具ではない”です。

アニメ 《真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました》 シーズン1-5(琥珀の中の指輪)での1シーン より

男)お姫様 火遊びはそれくらいにして 
  冒険者に戻るか ロガーヴィアに帰った方がいいと思うんですよ。

リット)わたしはロガーヴィア公国の地位なんて捨ててもいいの。
    レッドとの この日常のためなら 名声も財宝もいらない。
    ただの薬屋のレッドとリットそれだけでいいの。

男)あんたの加護だって、そんな平凡な生き方 望んじゃいないだろう!

リット)加護? ええ、そうね。でも…
    『わたしが望んでいるのよ。』

男)ううっ…


【感想•気づき】《ちゅらしっくわーるど》〜宙ららの世界観の物語りです

『わたしが望んでいる』 ここで思うことがある。

ここでいう『加護』が神または賢者、それに等しき者であれば、その者の望む幸せを『望む』でしょう。

甘やかしとは全く別の話しです。

その者を真に大切に想う気持ちがあるならば、その者の望む幸せを一番に考えて尊重する筈ですし、しなくてはならないと思います。嘘や偽りが明らかであったり、道徳的に許されぬ過ちでもない限り 大切が故の愛情から気がかりで手放したくはなくても、賢者の心を持つ者はその者の意志『望む幸せ』を尊重できるものです。

何故なら”人は道具ではない”からです。

他人の命や人生は、自分の命や人生ではないからです。
どの者にもそれぞれの感じる心があるからです。

大切な者の望む幸せを『望まない者』『望めない者』は、その者への愛情や都合よりも、自分への愛情や都合が勝ってはいないでしょうか?

『わたしの望み』その望む幸せを遠くから見守り、時には助け、心から応援する。

それが難しい時には、逆の立場から考えましょう。あなただったら…
あなたの『わたしの望み』を受け入れて欲しいですか?
どうですか?

あなたがしたことや言ったことと同じことをされたり言われたらどう思いますか?

そして、なかなか受け入れてもらえないあなたの望み…
あなたの『わたしの望み』が何故届かないのでしょうか?それは…
ひとりよがりな望みではないですか?
道理に大きく外れてはいませんか?
最後まであなたに責任がとれますか? 
どうですか?