不思議なひと
【気づき•物語り】
《ちゅらしっくわーるど》〜宙ららの世界観の物語りです。あしからず。
《不思議なひと》
見えないものが見える人、心の声がわかる人、本質を読める人、先のわかる人、不思議な人…
天が与える天性のもの、、、本能、気づき、感、悟り、導き、必然、天運、などなど。
人が与える人為的なもの、、、科学的なもの、機械的なもの、錯覚的なトリック、テクニック、カリスマ性、などなど。
なにかしらの力の恩恵を受けている。
さて、どっちなのか…
その判断基準は 簡単です。
天性のものは『使うべき事、使う者を選ぶ』のです。善き行いに使う者・使うことに与えられる力です。
人為的なものは使うべき事、使う者を選ばず、使う者次第で善悪どちらにも与えられる力です。
残念ながら、天から授かる恩恵は間違った行い(悪行)や欲には力をかしてはくれません。間違った事には力が及びません。残念ながら、いつでも好きに使えるものでは無いのです。
水で泳ぐ魚に、空で泳げ。というようなもので、、、
水があるから泳げても、水のない空では泳ぐことはできないのです。
善行に使うことができても、悪行に使うことはできないのです。
うまくできているのか いないのか、、、融通が利いているのか、利かないのか、、、
やれといっても無理なのです。
やったところで、鏡の法則。
善行には救い、悪行には報い(悪い結果)が返ってくるのです。
『それでも使えたとして、使うのか』、、、?
と問われたとき 結局やれないのです。結局使えないのです。
その力を使うべきこと、使う者を選ぶのです。
けれど何も特別な者だけに授かるものではありません。その時々に使うに値する者値する事を選ぶだけのことです。窮地に立った時、いざという時、ここぞという時に、人は腹をくくる、無心になる、懸命になるなどの心のあり方や、普段から何気ない善で磨いて行くうちにその力は全ての者に与えられるのです。それぞれのレベルや質によって変わりますが多かれ少なかれ与えられるのです。
みんな未知なる不思議な人なのです。そう思います。
(宙ららの世界観での物語りですので、あしからず)