涙をのむ宙ら
【オカメインコ・ペット】《ちゅらしっくぱーく》宙ららとわたし*
《涙をのむ宙ら》
わたしはいつも 宙ららを大切に 思っています。
だからでしょうか。宙ららはいつも わたしを遠くから見ていてくれます。そして いつも宙ららなりにわたしを気づかい、笑わせ、元気づけ、励ましてくれるのです。
わたしに元気がないと わたしの肩にちょこんとやって来て わたしの髪を優しくついばんでくれます。そして 大抵『宙らら いいこいいこ、宙ららちゃん いいこいいこ』と、しゃべるのです。なんだか 自分をなぐさめ、ほめてくれているようで 元気が出ます。
いつだったか わたしが ひとりで泣いていると そっとわたしの肩に 宙ららがやって来て『どうしたの?』と、首をかしげて わたしの顔をのぞきこむのです。そして わたしの頬から流れる涙を『もう、泣かないで』と、優しくのんでくれたのです。
そのとき わたしは ハッとして 宙ららの心に気がつきました。
冷たく凍りかけていたわたしの心に ほんわか温かな気持ちがわいてきて…
「そうだね」「ありがとう」「泣いてちゃだめだね」「もう、大丈夫」
不思議と 涙がとまり かわりに 優しい笑顔がこぼれました。
〜*〜 〜*〜 〜*〜
【おまけコーナー】
《あとで思ったこと…》
もしかしたら…のどが乾いていた?
これは、冗談ですが…
でも、のどが乾いていたのかなぁ…
な〜んてね!ちゃんとわかっているよ。
宙ららのわたしをおもう 思いやりの心…優しい気持ちを感じました。
ありがとう、宙らら。